打ち捨てられた古戦場

2022年に打ち捨てられた古戦場。気が向けば、更新されるかもしれない。

怒りについて(持論)

怒りとは何か。

私は、怒りとは期待だと思っている。

人は期待をする生き物だ。
人に何かを頼むのは、頼んだことを相手が出来ると期待しているだろう。それが出来なかった時、つまり、期待を裏切られた時に相手に対して怒りを抱くのだ。
せっかくの休みに天気が悪くてイライラする。それは休みだから晴れて欲しいと期待していたのだ。
暑くて(寒くて)イライラする。それは快適な温度、環境であることを期待しているのだ。
期待。期待。期待。
人は誰かに期待をするし、期待をされる。
その期待が怒りという感情を生み出しているのだ。

つまり、期待しなければ、怒りはない。

誰も何も期待しない世界になれば、怒りという感情は世界から消え失せることだろう。

とはいえ、それは不可能だし、するべきではないと思っている。期待がなくなれば、怒りは消える。だが、同時に喜びも消えるのだ。

そんな世界は酷くつまらない世界だろう。


まぁ、長話はその辺にして結論を述べよう。

他者にも自分にも、期待し過ぎないように、生きていこう。
それが、私の持論である。